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第十七話 魅惑の創作料理編@ 千葉市内で40年以上暮らすけんちゃんが 千葉市内のお店を自腹で食べ歩いて食べ尽してしまおうという この企画。 今回のお店は千葉駅から千葉都市モノレール千葉市役所方面に歩いて7分にある居酒屋さん味の串助さん。失礼ながら、店構えは普通の居酒屋さんなのだが、けんちゃん曰くかなりおもしろい料理がでるらしいので、今回取材をさせていただきました。 着く早々、にんまりとした笑みを浮かべながらビールを飲み始める、不気味なけんちゃん。 今回は私、不肖ナカタシュンイチを驚かしてやりたいらしい。(今見ても、この笑いは不気味だ・・・) 注文は私が来る前に既に頼んでいるらしく、けんちゃんの笑みをよそにご主人は黙々と料理の準備をされている。 私はこの微妙な空間に耐えられず、けんちゃんに思い切って聞いてみた。 ナ(ナカタ)「私を驚かせたい料理ってなんなんですか?」 け(けんちゃん)「まー待ちなさいよ。待ってれば、すぐに出てくるから。」 ナ「そんなこと言わないで教えてくださいよ。」 け「しょうがないなー。肉ですよ。肉。それもかなり珍しいお肉です。もしかして、あれは天然記念物じゃないかな?」 (天然記念物を食えるわけねーだろ)っと心の中で冷たいツッコミをしていると、後ろでご主人もこの話を聞いてニヤニヤ。 はたしてどんな料理が出てくるのか。 「お待ちどうさま。」の声と共に出てきたこの一品。 ん!?
鳥の皮かな?と思いつつ。ご主人に聞いてみる。 「食べてからあててみな。」予想通りの返答。 私とご主人の会話の間にもう既にけんちゃんはおいしそうに食している。そして、「おいしい」の連発。 私も急いで食べてみる。 「やっぱり、塩とコショウとネギで焼いた皮かな?それにしては食感がちがうな。皮をここまで焼いたら、パリパリしているはず。このもちもち感と脂の多さは何かの内臓かな?」 そんなことを考えながら食べていたが、全くわからない。もうしょうがない。 「すいませーん。降参です。これはなんですか?全くわからないです。なにかの皮か内臓ですか?」 そんな私の模範的な回答にけんちゃんとご主人は大笑い! ご主人は笑いながら「ちょうどその材料があるから見せてやるよ。」 「えーーーー!! こ・こんにゃく!!!」 そうです。こんにゃくです。こんにゃくのステーキ”ニャクテキ 400円”です。 みなさん大げさな!とお思いになられるかもしれませんが、食べたら本当にびっくりしますよ。食感もいいし、脂も適度に乗っているし。こんにゃくなのに簡単に噛み切れるし。正直いうと、リアクションをした時に私は座敷からおちました。(あと、決定的瞬間の写真を撮り忘れてるしね。) そんな私の滑稽な私の姿を見て、けんちゃんはニンマリ。 けんちゃん曰く、これから続く料理もすごいらしい。うーん、私は今日何回座敷から落ちるのだろう・・・・ 香ばしい匂いとともに次なる料理が姿を現した。 (次回に続く) >>今回のお店「串助」さんの詳細はこちら。 >>お店までの地図はこちら 写真・文章 ナカタシュンイチ |
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