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千葉市に40年以上住むけんちゃんが、大好きなお店をぶらーりと食べ歩きをする企画の続編。三代目けんちゃんことふくちゃんが行く、千葉市ぐるっと食べ歩き。今回のお店は・・・・・・・
けんちゃんの食べ歩き
ハシームの食べ歩き
ふくちゃんの食べ歩き

第三十一話 韓国料理で気力回復の巻C
先々代のけんちゃんには”自腹で千葉市の大好きなお店を食べ歩いて食べつくしてしまおう”という夢があった。しかし、健康上の理由から、その夢は途中で敗れてしまう。二代目けんちゃんことハシーム君がその意思を引き継ぎ、食べ歩き続けたが2006年秋突然の引退。そして、その緊急事態に、けんちゃんの強い意志に感銘をうけた男が千葉市に現れた。その名はふくちゃん。ふくちゃんが、千葉市を食べ暴れ歩き回る。今回のお店は・・・・・・

JR千葉駅、京成千葉中央駅、千葉都市モノレール葭川公園駅を最寄駅とし、さらに無料シャトルバスも運行し、アクセスにはもってこいの千葉パルコさん8Fの五湯道さんです。こちらのお店は、生まれも育ちも千葉で、千葉駅周辺の飲食店は詳しいと自負し、千葉パルコさんともパイプがあるという謎の男マツモトさんの紹介です。
この方の紹介するお店に伺わせていただくのは初めてですので、多少不安が付きまといますが、果たして・・・

前回のお話

またまた頼んでないはずのお品物が運ばれてきました。
店員さんにお品物の名前を聞いてみると

牛カルビ焼

「ふくちゃん、たのみました?」
「いいえ、頼んでませんけど」

そうです。犯人はマツモトさんでした。酔っ払ったマツモトさんは勝手三昧。
ふくちゃんも
「やめてくださいよ、マツモトサ〜ン」
と、この表情。しかし内心はちょっと喜んでいて、
「お言葉に甘えて、いただきまーす。うーん、うまい、韓国料理に焼肉ははずせないでしょう!!」
と、いつの間にか食べているのでありました。

さらにマツモトさんの暴挙は続きます。
店員さん:「ムル冷麺、お待たせいたしました。」

マツモトさん:「ほれ、食べなさい」
ふくちゃん:「今度は何ですか?」
マツモトさん:「聞いてなかったのか?ムル冷麺じゃよ。もうそろそろ最後の閉めににいいかなと思ってな」

と言って差し出してきました。
一方のふくちゃんはこの表情。さすがのふくちゃんもかなり満腹のご様子。
「いや〜、もう結構お腹いっぱいなんですよ。食べられるかな」
ふくちゃん、初めての弱気発言。それもうなずけます。これまでにビピンパ、つけ麺、チゲなどなど、普通ならば遥かに3人前分くらいをぺろりと食べているのです。
ここにきてさらに冷麺、麺だけでも2食目です。
しかしそこは我らが誇るふくちゃん、食べます。
「いただきまーす。塩味スープでとってもさっぱり味。こんなにお腹いっぱいの僕でもまだまだ食べられますし、とってもおいしい。すごいですねマツモトさん」

途中、マツモトさんに翻弄されながらも、大満足のふくちゃんはこの表情。
「マツモトさん、すばらしいお店を紹介してくれてありがとうございました。またおいしいお店がありましたらお願いします。」
とふくちゃんもご満悦なのでありました。



ふくちゃん、お腹いっぱいです。いつになくお腹が膨らんでいるのは気のせいか?しかしかなりの量を食べたのは間違いありません。
ふくちゃんは明日大丈夫なのでしょうか?

頑丈な胃袋を持つふくちゃん、まだまだ食に対しては貪欲です。
今度行くお店ももうすでに決まっているとか・・・

>>今回のお店「五湯道」さんの詳細はこちら

写真・文章 ヒサ サイトウ