[an error occurred while processing this directive]
千葉市に40年以上住むけんちゃんが、大好きなお店をぶらーりと食べ歩きをする企画です。今回のお店は・・・・
過去の食べ歩き

第十八話 魅惑の創作料理編A

千葉市内で40年以上暮らすけんちゃんが 千葉市内のお店を自腹で食べ歩いて食べ尽してしまおうという この企画。
今回のお店は千葉駅から千葉都市モノレール千葉市役所方面に歩いて7分にある居酒屋さん串助さん。失礼ながら、店構えは普通の居酒屋さんなのだが、けんちゃん曰くかなりおもしろい料理がでるらしいので、今回取材をさせていただきました。

前回までのあらすじ
けんちゃんは私ナカタシュンイチをびっくりさせるためにこの店に連れてきた。注目の一品目、「天然記念物の獣の肉」と称された一品の正体がこんにゃくであったために私はコシをぬかしてしまったのであった・・・・・


仰天の一品のあとに、香ばしい香りと共に運ばれてきた品は、”もろきゅう”であった。

正直、私はあの衝撃が大きすぎたために、運ばれてきた”もろきゅう”に少々、興ざめしていた。

しかし、この”もろきゅう”をよく観察すると、この”もろきゅう”はただの”もろきゅう”ではないようであった。味噌の香ばしい香り。味噌をかなり良い感じでこんがりと焼いている。味噌自体も普通の味噌ではない感じがする。

百見は一食に如かず。

とりあえず、われわれは食しはじめた。


事前に一度、食している。けんちゃんは,味を予測できるだけに、にんまりした顔でいただく。
そして、何もわからない私も続いていただいた。

「うまい」

ピリッと辛くて、香ばしくて、美味しい。味噌ベースの中にいろいろな味が含まれている。よく見ると、いろいろな食材が入っている。
「あれっ、あさり?」

ご主人曰く、この自慢の味噌には20種類もの食材がはいっているらしい。それをうまく焼いたら、そりゃ、うまいわ。
温かい味噌と冷えたきゅうり。こんなに真剣に”もろきゅう”を食べたのはけんちゃんも私も初体験。なにげない一品がここまでおいいしいと本当に幸福感を感じられます。

焼き味噌もろきゅう  550円

そんな幸福感を感じていると次なる一品が運ばれてきた。

(次回に続く)


>>今回のお店「串助」さんの詳細はこちら
>>お店までの地図はこちら


写真・文章 ナカタシュンイチ