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千葉市に40年以上住むけんちゃんが、大好きなお店をぶらーりと食べ歩きをする企画の続編。三代目けんちゃんことふくちゃんが行く、千葉市ぐるっと食べ歩き。今回のお店は・・・・・・・
・けんちゃんの食べ歩き
・ハシームの食べ歩き |
第三十八話 蕎麦打ちは蕎麦に習う の巻B
先々代のけんちゃんには”自腹で千葉市の大好きなお店を食べ歩いて食べつくしてしまおう”という夢があった。しかし、健康上の理由から、その夢は途中で敗れてしまう。二代目けんちゃんことハシーム君がその意思を引き継ぎ、食べ歩き続けたが2006年秋突然の引退。そして、その緊急事態に、けんちゃんの強い意志に感銘をうけた男が千葉市に現れた。その名はふくちゃん。ふくちゃんが、千葉市を食べ暴れ歩き回る。
今回のお店は、千葉都市モノレール作草部駅から徒歩5分、稲毛区作草部にある本格石臼手打蕎麦 泰庵さんです。研究熱心なご主人による全て手打ちで十割のお蕎麦をいただけるというこちらのお店。
何でも先々代のけんちゃんが最近いたくお気に入りとのこと。けんちゃんの健康状態を気にしつつ、泰庵さんの門を叩いた我々なのでした。 |
前回のお話
続いて我々がいただいたのはこちらです。
ボタン海老の刺身
お蕎麦屋さんでお刺身をいただけるなんて。
そしてこの感じ。懐石得料理をいただきに来たみたいですね。 |
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「いただきま〜す」
「う〜ん、あま〜い。海老ってお刺身でいただくと本当に甘いですよね。」
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いや〜、お蕎麦屋さんでお刺身をいただけるなんて思ってもいなかったですよ。
こちらのご主人は、お客様にわざわざお店までお越しいただいてお金を払って食べてもらっているというスタンスとのこと。
だからお客様から要望があったらそれを出来る限りお出ししたいようです。
その結果、このようなお刺身なんかもいただけるそうです。
さて、次はどうしようかとまたまた店内を見回してみると、これまた珍しいメニューが目に飛び込んできました。
その名も、「そばさし」
ちょっと気になったので思い切って頼んでみました。
で、運ばれてきたのがこちら、
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そばさし |
見た目は蕎麦の色をしたうすくて四角いもの。
こちらは蕎麦を作る過程で、切る前のものを適度な大きさでカットしたものとのこと。
わさび醤油でいただく一品です。
他では見たことがありませんね。 |
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それでは
「いただきますー」
「おぉ、すっごくもっちもっちしてる〜。そしてほんのり蕎麦の香りもしますね。
う〜ん、蕎麦は香りを楽しむものであれば、そばさしは食感を楽しむものですかね〜」
このそばさしなるもの、ふくちゃんの言う通り、歯ごたえが合って、もちもちしています。
これを目当てに食べに来るお客さんもいるとか。
お酒(特に日本酒)のおつまみに合いそうな一品ですよ。
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そばさしでお蕎麦の香りを楽しんだらまたお蕎麦が食べたくなってきたふくちゃん。
ちょっと変わったお蕎麦がありますよ。
それは「かにちらし蕎麦」
お蕎麦とチラシの融合です。
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かにちらし蕎麦 |
上に乗っているのは、しいたけ、きゅうり、玉子焼き、おくら、しめじ、かにの天ぷら、以上です。 |
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では、最初にかにの天ぷらから
「いただきます!いや〜、これまたとってもおいしい。衣もサクッとしていてたまりませんね」 |
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続いては本題のおそばをいただきましょう!
「いただきまーす!」
「色々な具が見事に融合していますよ。とってもおいしい。まだ蒸し暑さが少し残っている今日この頃にはさっぱりしていてちょうどいいですね。」 |
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こちらのお品物は夏季限定メニューとのこと。
だから暑い夏にはさっぱり。
我々がこちらのお店に伺ったときは9月のはじめだったので、まだ残暑が厳しい時期だったのでぴったりのお品物でした。
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そろそろお腹も一杯になってきた我々、いよいよラストスパートです。
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>>今回のお店「本格石臼手打蕎麦 泰庵」さんの詳細はこちら。
写真・文章 サイトウ
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